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2024年の今、アイアンのシャフトは いつまでスチールなの?
2024年の今、アイアンのシャフトはいつまでスチールなの?
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結論から申し上げますと、スチールである必要性はございません。
価格も安く、性能も安定しており、重さが簡単に得られるスチールシャフトの需要はパワーヒッターを中心にまだ続くと思われますが、スチールシャフトのメリットをはるかに凌駕するカーボンシャフトが続々と生まれております。
まずは、シャフトの歴史と進化について見ていきたいと思います。
もともとシャフトはヒッコリーシャフトでした。
スチールシャフトが世の中に出てきたのは、1890年代であり、1928年にトゥルーテンパー社が現在のシャフトの元となるステップがあり、先細る形のバラツキのないシャフトを完成させ、1941年に初めてシャフトの硬さ別のシャフトが売り出されました。
当時としては、スチールシャフトは革命的であり、ヒッコリーシャフトから約50グラムも軽くなったことで距離が飛躍的に伸びました。
このことから、現在では考えられないですが、スチールシャフトは一度禁止になっています。
その後、1970年代にカーボンシャフトが登場し、更に軽量化され、飛距離が伸びることになります。
しかし、みなさん疑問に思ったことはないでしょうか?
なぜドライバーやフェアウェイウッドなどが、カーボンシャフトになっている中、アイアンはスチールシャフトが今だに多く使われているのかと。
これは初期カーボンシャフトの印象が非力なゴルファー向けのシャフト、柔らかくて、さらにねじれが多く、コントロールが効かないというものだったので、その印象を今でも持たれているからだと思います。
しかし、今やカーボンシャフトはどの世代でも、プロでもアマでも使えるシャフト性能になっています。
例えば、アメリカで活躍するブライソンデシャンボーは、カーボンシャフトの設計の自由度を活かし、今までのスチールシャフトでは実現しなかった低トルクのカーボンシャフトを使用しています。
このことからもアスリートゴルファーからシニアゴルファーまで様々な層が使用できることが、分かっていただけるかと思います。
もうカーボンシャフトがシニアゴルファーやレディースゴルファー向けというのは過去の話になっています。
ここでカーボンシャフトの利点を再度紹介したいと思います。
①飛距離が出しやすい。
②振動減衰性が高く、体の負担を軽減できる。
③設計の自由度が高いため様々な重量・硬さ・トルク・バランスが選べる。
といったようにスチールシャフトよりも性能が高く、幅広く選べるシャフトであるということがわかります。
弊社では、純正のアイアン用カーボンシャフトに加え、特性の違うアイアン用カーボンシャフトでの試打クラブをたくさんご用意しております。
最近、とてもご要望の多い、80g~110gの重めのカーボンシャフトを打ってみたいというお客様は、ぜひ一度フィッティングや試打クラブレンタルを利用されてみてはいかがでしょうか。
ゴルフ工房ルーツ 柴田幸太朗
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